本日、6月6日、カリフォルニア時間の午前10時、WWDCのキーノートが開始された。壇上には、大きな拍手に迎えられてSteve Jobs氏が元気そうに登場した。

まずは、WWDCの概要。

・5,200人の参加者、チケットは2時間で売切れ。「もっとたくさんのチケットを販売したいのだが、そうすると開催する場所がない。」とのこと。
・120以上のセッションと100以上のハンズオンラボ、 1,000人以上のAppleのエンジニアがサポート
・OS X LionとiOS 5、クラウドに関する内容。

    次に、Phil Shiller氏が登壇し、OS X Lionの紹介が開始された。

    ・昨年、PCは1%減少し、Macは28%拡大。ノートブックの3/4がMac。

    ・OS X Lionは、250以上の新機能を提供。今日は10の機能を紹介。
    1.マルチタッチコントロール
    タップズーム、ピンチ、2本指スワイプといったマルチタッチコントロールを搭載。スクロールバーはスクロールをする場合にのみ表示される。

    2. フルスクリーンアプリケーション
    OSが提供する機能を利用して簡単にフルスクリーンアプリケーションが利用できる。3本指スワイプまたは右上にあるコントロールでアプリケーションをフルスクリーンモードに切替。

    スワイプでアプリケーションの切替ができる。

    たくさんのアプリがフルスクリーンモードをサポート。

    3. ミッションコントロール
    3本指で上にスワイプするとミッションコントロールが起動される。画面上に開かれたたくさんのウィンドウがグループ化され、画面上にはスペース一覧が表示される。ウィンドウをタップすれば前面に表示され、ピンチでプレビューを見ることもできる。スペースを追加することもでき、画面上のウィンドウはドラッグ&ドロップでスペースに移動することができる。

    4. Mac App Store
    ・Mac App StoreはPCソフトウェア購入チャンネルの第1位。

    ・Mac App Storeでの販売により、Autodeskは新たに100万ユーザーを獲得し、FERALは売上が2倍に、PixelMatorは売上が4倍となった。
    ・以下が新機能:

    • Lionにビルトイン
    • アプリ内購入のサポート
    • プッシュ通知
    • サンドボックス
    • デルタアップデート

    5. Launch Pad
    ・シングル操作で全てのアプリを一覧表示。複数ページ表示も可能でスワイプでページを切り替えられる。

    ・ダウンロードしたアプリはアプリ一覧上に表示される。
    ・アプリの配置編集やフォルダ作成も可能。

    6. レジューム
    アプリおよびシステムを前回終了した状態で起動する。例えば、Pagesでフォントを編集中にアプリを終了すると、次回の起動時にはフォント編集状態から開始できる。また、様々なアプリを起動した状態でシステムをシャットダウンすると、再起動時には前回起動していたアプリが全て起動される。(これは便利!)

    7.オートセーブ
    編集中のドキュメントは全て自動保存される。自動保存されたファイルは「バージョンズ」機能を利用して複数のバージョンとして利用できる。

     8. バージョンズ
    ドキュメントの更新履歴がバージョンとして管理され、各バージョンを一覧参照することができる。過去のバージョンを最新バージョンにしたり、バージョン間での内容のコピーすることも容易にできる。

    9. AirDrop
    Mac間でPeer to Peerでファイルをコピーする。AirDrop内には、周囲でAirDropを利用している他のユーザーが一覧表示され、相手を選択してファイルを送信すると相手にファイル受信メッセージがポップアップ表示される。「受信」を選択するとダウンロードフォルダーにダウンロードされる。セットアップは不要で、データは暗号化される。

    10.  Mail
    ・フルハイトメッセージやお気に入りバー、メッセージスニペット等で便利になったインターフェース。

     
    ・検索にキーワード候補機能を追加。キーワードの組み合わせも可能。

    ・わかりやすく、見やすいカンバセーション。カンバセーション内のメッセージにリプライ、カンバセーション全体をフォルダーにコピーすることもできる。

    iOSで培ったインターフェースのノウハウを取り込んだOS X Lionには、上記の機能を含めて250の新機能が含まれている。また、開発者用には、3,000の新APIが提供される。

    Lionはこれまでのようにディスクでは提供されず、Mac App Storeでのみ入手が可能。Mac App Storeで購入ボタンをクリックすると自動的にアップグレードが開始される。ファイルファイズは4GB。他のMac App Storeと同様に複数のMac上での利用が可能。

    価格は29.99ドルで、開発者用のプレビューは本日提供、エンドユーザー版は7月にリリースされる。

    こちらは、Appleの紹介ビデオ:


     

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