WWDCキーノートでは、Scott ForstallがiOS 5の紹介に登壇し、まずは販売状況等の情報を披露した。

・iOSデバイスの合計販売台数は2億台を超え、モバイルOSマーケットの44%を占めるNo.1オペレーティングシステムとなった。

・iPadは14ヶ月で2,500万台を販売。
・iTunesミュージックストアーで販売された曲は150億曲を超えた。
・App Storeには、425,000アプリ、iPad用アプリは90,000、ダウンロード数は140億を超える。
・開発者に支払われた金額は、25億ドル。
・クレジットカードが登録されたアカウントは2億2,500万以上。

そして、1,500以上の新APIと200以上のユーザー機能が追加されたというiOS 5から10の新機能が紹介された。

1. ノーティフィケーションセンター
現状では、ゲーム中にノーティフィケーションが表示されたり、ロックスクリーンに表示されたノーティフィケーションはアンロックすると行方不明になってしまうという問題があるが、これを解決するのがノーティフィケーションセンター。

ホームスクリーン上で上から下にスワイプするとノーティフィケーションセンターが表示され、電話、メール、メッセージ等全てのノーティフィケーションが表示される。メッセージをタップすると対応アプリが起動され、右の「X」をタップするとメッセージを削除できる。最上端には株価と天気情報が表示される。画面を上にスワイプするとノーティフィケーションセンターが消える。

ノーティフィケーションメッセージは画面上に表示されるので、ゲーム等を中断させることがなくなる。メッセージはしばらく表示された後、自動的に消えるが、ノーティフィケーションセンターでいつでも確認できる。

ロックスクリーン上のノーティフィケーションは以下のように表示される。

メッセージ上をスワイプすると、対応アプリが起動される。

2.  ニューススタンド
ニュースや雑誌用に、App Storeに専用の展示欄が作成され、そこで購入されたアプリは専用のフォルダーに保存される。また、新号のダウンロードはバックグラウンドで自動実行されるので、朝、起きたらその日の新しい新聞が読める。

3. Twitter
TwitterをiOSにビルトインして以下の機能を提供。
・シングルサインオン
iOS内でTwitterアカウントID、パスワードを登録すれば、どのTwitterアプリを利用する際でもその情報をログインに利用できる。

・カメラや写真、Safari、Map等のアプリにTwitterが統合され、アプリ内からツイートすることができる。メッセージ、写真以外にロケーションを追加することもできる。

・連絡先情報にTwitterのイメージやIDを自動的に追加。

4. Safari
・シンプルなページで読むことができるReader
URLウィンドウの右にある新ボタン「Reader」をタップするとページ上の広告等が排除されたシンプルなページが表示される。複数ページに別れたページも1つのページにまとめられる。

・リンクだけでなくコンテンツもメールで送信できる。

・リーディングリスト
 ページを後で読むために保存することができるリストで、他のiOSデバイスおよびMac上のSafari上にも同期され、iPadで読みかけのページをiPhoneで継続して読むことができる。

 
・タブブラウズ
高速なタブブラウズ機能を提供

5. リマインダー
買物や作業等のリストを記録しておくと指定時間に知らせてくれる。リマインドリストはiCalおよびOutlookと同期することができる

指定した位置に入ると通知してくれるロケーションベースのリマインドも可能。

6.  カメラ
・ロックスクリーン上にカメラアイコンが設置され、ワンタップでカメラアプリを起動することができる。

 
ボリュームボタンをシャッターとして利用することもできる。

他に、グリッドラインやピンチズーム、自動露出や自動フォーカスのロック、カメラ内での編集機能が提供される。編集機能では、切取りや、

 赤目補正等が可能。

7. メール
・メール内テキスト編集で、リッチテキストフォーマット、インデントをサポート。
・アドレスのドラッグ

・メッセージへのフラグ追加
・デバイスおよびサーバー上の全てのメッセージコンテンツ内の検索

・iPad上ではスワイプでメールボックスを表示
・辞書機能をiOS全体の機能として取り込んでおり、メール内でも辞書を利用することができる。
・iOS全体の機能として(およらくiPadのみ)分割キーボードをサポート。これは、iPadを両手で持って親指でタイプするのに便利なキーボードで、標準キーボードの右下のボタンをホールドすると表示される。上下には自由に移動できる。

 8. PC Free
パソコンなしでもiOSデバイスが設定、利用できる。

これまで、 iOSデバイスの購入時に表示されていたこういう画面が、

こういう画面に変わり、パソコンに接続することなく設定を完了することができる。ソフトウェアのアップデートも接続不要で、変更された部分のみをダウンロードしてアップデートが可能。



9. ゲームセンター
・写真の追加、アチーブメントポイントの比較、友達の友達の参照、ゲームレコメンデーション、ゲームセンター内からのゲーム購入、ターンベースゲーム等のサポート。


10. iMessage

全てのiOSデバイス間でのメッセージングサービス。iPhone上のSMSと同様、テキスト、フォト等のメッセージングの他、以下の機能がサポートされる。
・送信レシート:送信されたことを伝える
・リードレシート:相手が読んだことを伝える
・タイプ表示:相手がタイプしていることを伝える
・全てのデバイスにプッシュされる
・Wi-Fi、3Gをサポートし、メッセージは暗号化される

以上が200の新機能から選択された10機能の紹介だが、さらに、ワイアレス機能の拡張もアナウンスされた。
・iPad 2の画面をWi-Fi、Apple TV経由でテレビへ表示
・iOSデバイスは、iTunesを自動検出し、自動的にバックアップ、同期を行う。

iOS 5の開発者バージョンは本日、エンドユーザーには秋にリリースされる。サポートされるデバイスは以下のとおり。

こちらはAppleの公式紹介ビデオ。


 

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