2008年にスタートした音楽共有サービス『SOUNDCLOUD』。
サービス名やロゴが非常にシンプルで分かりやすく、2012年7月現在、多くのミュージシャンや音楽ファンに受け入れられつつあります。

SOUNDCLOUDはiOSアプリも提供しているのですが、今回はこのSOUNDCLOUDというサービスについて少しお話させて頂こうかと思います。

■音楽を軸に、様々なやり取りが行われている注目のサービス

「最近注目されている」と言っても、サービスそのものは目新しい部分はありません。
ただ、既存の有名なWEBサービス、SNSの良いところを上手く掛け合わせ、音楽を主体としたサービスへと昇華しているところがSOUNDCLOUDの大きな特徴です。

音楽を主体としたサービスでいうと米MySpaceが有名ですが、FacebookなどのSNSの台頭により、ユーザーが激減してしまっています。そんな中で登場したのが、今回ご紹介するSOUNDCLOUDなわけです。

無料で音楽を楽しむなら、実はYoutubeやiTunesに備わってるWebラジオ機能で良かったりしますが、SOUNDCLOUDの特徴として、SNS、Twitter的なアプローチを加え音楽向けにカスタマイズしたところが挙げられます。

無償でアカウント登録をし「リスナー」として楽しむ場合、まず気になる他のユーザーをフォローするところからスタートします。

フォローしなくともアップロードされた音楽を楽しむ事は可能ですが、音楽的嗜好性を軸にしたサービスのため、気になるユーザーをどんどんフォローしていき、Twitterと同じようにタイムラインを作っていくと、このサービスの面白さが掴みやすいと思います。

アップロードされた楽曲は音の”波形”とともに表示されます。

音楽には元々、時間の流れが存在しますので、横軸をタイムラインとし、音の波形にそって各コメントが表示されます。

またMixiでいうところのコミュニティーのようなグループ機能も存在。
ジャンルや、各楽器、機材別に充実しており、レーベル、ラジオ局のコミュニティーも多いです。
一般ユーザーも自由に作る事が可能です。

•楽曲:つぶやき
•グループ:FBページ

といった感じでしょうか。

フォローしたりされたりを繰り返し、音楽ファン、制作者、ビジネスサイドが自由にコミュニケーションをとれる場として注目されています。

■アップロードとダウンロード

先ほども述べましたように、SOUNDCLOUDは音楽サービスでありながら、ユーザーが自分の情報を自由に発信する事が可能です。ここでいう”情報”とは“楽曲”の事です。

ユーザーは無償、有償(段階あり)を選ぶ事が出来ます。リスナーであれば無償、制作者であれば有償、ビジネスの場として利用する場合は、支払う金額を上げ、より高度なサービスを受ける事も可能です。

この格付けはユーザーアイコンにマーキングされ(名前の右に表示される星やドット)、自分が今どんなユーザーと接触しているのかが明確になっています。各ユーザーが目的に沿った行動を起こしやすくなっている非常に優れた仕組みでしょう。

また、グループ機能にも一工夫加えられています。

自分の制作した楽曲をグループにアップロードすれば、より多くのリスナーに聞いてもらいやすくなりますが、グループの管理者は、自分のグループにそぐわないと思われる楽曲は削除する事が可能です。

グループの管理者は、自分のグループに合った楽曲を多く集め、リスナーを獲得したいと思うはずです。簡易的なラジオ局やレーベルの様なものをSOUNDCLOUDに構築する事が可能となっています。

また、YouTubeなどと大きく違う点は、楽曲をダウンロード出来る点です。
基本的にはフリーダウンロードですが、他の楽曲配信サービスへ誘導したり、ストリーミング再生のみの設定も可能となっています。

この仕様により、制作者の趣味〜ビジネスサイドのマネタイズ対策まで幅広く対応出来るというわけです。

*****

ただ楽曲を配信するだけではなく、そして折角の楽曲を無償でリスナーの手に渡らせてしまうだけでもない。

SNSやTwitterの様なリアルタイム感と、利用者同士の活発なコミュニケーションで市場を少しずつ活性化させ、且つ有償サービスの導入により、SOUNDCLOUD運営側にもキチンと利益をもたらし、様々なユーザーが安心してサービスを使っていける状態を保つ。

一般制作者だけでなく、プロのレーベルやラジオ局も参加する事により、リスナーにも嬉しいグループ機能。

そして、インディーレーベルや、個人制作者がダウンロード配信の仕組みを簡単に利用できることにより、一気にチャンスが広がった点。

音楽市場がどんどん衰退している現在で、この様なサービスが受け入れられる理由が凄く良く分かる気がします。

SOUNDCLOUDは2012年7月現在で、利用者数が全世界で2000万人に到達しようとしています。まだ英語版のサービスのみですが、新たな可能性のあるサービスとして、2012年下半期以降、大注目のサービスです。

そして、冒頭で書かせて頂きましたiOSアプリがその可能性を更に広げてくれそうな予感がします。
iOSアプリについては別途ご紹介させて頂きますので、是非そちらの記事もチェックしてみて下さい。


 

4 Responses to SOUNDCLOUDがユーザーに受け入れられた理由とは?

  1. [...] SOUNDCLOUDがユーザーに受け入れられた理由とは? [...]

  2. […] また別の記事なのですが、SOUNDCLOUDがユーザーに受け入れられた理由とは?※2012年の記事です。 […]

  3. […] また別の記事なのですが、SOUNDCLOUDがユーザーに受け入れられた理由とは?※2012年の記事です。 […]

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