iPadのPDFビューアーに楽譜を入れて持ち歩いているミュージシャンも最近では見かけるようになりました。実際iPadって、大きさや手軽さ、扱いやすさの面から見てもミュージシャンが現場で使うのに非常に適しています。

その為、楽譜を入れておく為のビューアーアプリも幾つかありますが、ただ画面に楽譜を表示するだけならあまり意味はないような気がします。

楽譜というのは、何も綺麗でなくていいわけです。使っている人が、見やすく演奏しやすいものならばよいと思います。注釈を入れたり、マーキングしたりと、ミュージシャンが現場で使う楽譜には、比較的色んな事を書き込む事になるのですが、そうなってくるとなかなかよいアプリはありません。

今回は、iPadの良さを十分に盛り込みながら、多くの人が使えそうな歌詞+コード譜に特価したアプリ『ONSONG』をご紹介します。

このての楽譜アプリの中では、おそらく最強かも、、、

■ステージ本番でも申し分なく使える最高の機能

では、中身を見てみましょう。

始めはWelcomeページ。この時点ではまだ楽譜は一枚も入っていません。
まずは、楽譜を入れてみます。エディットする事も出来るのですが、折角ですから今回はネットを使ってインポートする方法でレビューしてみます。

画面左上の『Songs』をタップ。
『All Songs』から、

『Internet』をタップ。

検索Boxに好きな曲のタイトルを入力してみて下さい。
超マイナーな曲でなければ、大抵はネットに落ちています。今回はビートルズの「love me do」を検索。

ドドッとヒットします。今回は一番上の検索結果をタップしその後右上の『Import』をタップ。

するとこんな感じに。ギター弾き語りをした事がある人にはお馴染みの歌詞とコード譜が書かれている楽譜。

コレだけも十分便利なのですが、さらにここからミュージシャンが泣いて喜ぶ超絶便利機能が満載なんです!

•ツールBox

画面右上のつまみのようなボタンをタップするとツールBoxが現れます。

フォントを変更したり、文字を大きく表示したり、

コードに色をふったり。

ツールBoxの一番右にある”目”のマークをタップすると、コードを押さえる際のポジションを表示する事も可能です。

そして、デジタルツールならではの機能。Transpose。バーをスライドさせると簡単に移調出来ます。始めはGキーだったこの曲をAキーにしてみました。きちんとTab譜(コードポジション譜)も表示が変更されています。

•オートスクロール機能

では次に、画面左上にありますヘッドフォンマークをタップ。もしiTunesに、検索した曲のデータが入っている場合、このアプリにも自動的に曲が同期されます。

曲を再生し、確認する事も出来ますし、テンポを設定したり曲の長さを設定する事が可能。

ライブでは、テンポを下げたり、リズムを変更したりする事もありますので、必ずしも原曲と同じアレンジで演奏するとは限りません。ここで、自由に設定する事が可能となっています。

さぁ、これで演奏する曲のコード譜、歌詞、曲データも全てそろいました。設定も完了です。

ここからが本当に凄いところ。

画面右下を見てみて下さい。四つのボタンの中で、”下矢印”の様なマークがありますが、このボタンをタップ。

なんと、設定したテンポにあわせて自動的に楽譜が下にスクロールします。
これぞiPad。写真だと伝わりにくいのが残念です。

メトロノームボタンをおせば、上部のメニューバーが赤く点滅します。
曲を始める前にテンポを確認する事も可能。なんとも至れり尽くせり。

他にも始めに書いたように注釈でメモを書き加えたり、コード譜を直接書き換えたりする事も可能です。

因に、コードをタップすると、ここでもTab譜を確認する事が可能です。ギターのみではなく、ピアノやベース、五弦ベース、バンジョーなんてものまで。ほんとよく出来てます、このアプリ。

•共有機能

ここでいう共有機能とは、SNSなどで共有しようという事ではなく、これもミュージシャンのニーズをよく考えて作られています。

もちろん、Twitterでセットリストをつぶやく事も出来ますが、他にも、プリントアウトしたり、メールで送信したり。これはバンドメンバーと共有する時にピッタリですし、最終的には、メンバー全員がiPadと、このアプリを持っている事を前提で、bluetooth通信でワンプッシュで送信まで出来てしまいます。

リハーサルで書き換えられた楽譜は、一人でも解釈が違っていると本番の大きなミスにつながったりする原因となるのですが、この方法でしっかり共有しておけば安心です。

•セットリストの編集

そして最後は、セットリストの編集機能。

このアプリの作者は、どうやら本気でこのアプリをライブで使って欲しいようです(笑)

左上の『Songs』から『My Sets』をタップ。
タイトルやフォルダを設定。

次に、リストの中身を設定します。
先ほど作ったセットリストをタップ。すると今まで下準備したコード譜が並びます。

リストに入れる曲を選んで完了です。

自分の持ち曲や、バンドのオリジナル曲というのは、毎回同じものを演奏するわけではありません。ましてやスタジオミュージシャンなどは、幾つもバンドを抱えている事もよくあります。

こうしてセットリストで管理しておけば、いつ、どんなセットで演奏するのか非常に分かりやすくなりますよね。

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コード譜一つでかなりのボリュームがありましたが、制作者のこだわりを感じます。今回ご紹介した様なコード譜というのは既にネットに沢山あるのですが、今まではプリントアウトして使ったり、歌詞カードにメモして使っていました。
それがiPadと合わさっただけでここまで多機能で便利になるものなのですね。

今回の記事では紹介しきれなかった部分もまだまだ沢山あるようですが、今回紹介した機能だけでも十分実践で使える程の完成度です。

現場でiPadを導入してみようと考えているミュージシャンの方や、これから楽器を始めてみたいと考えているiOSユーザーの方には、かなりオススメのアプリです。

OnSong
カテゴリ: ミュージック
現在の価格: ¥1,300

 

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