ミュージシャンになりたての頃、まだ楽譜が上手く読めず、スキャナをもっている友人の家に行き譜面をスキャンしてもらっていました。
そのソフトは読み取った楽譜の情報を、ソフトに内蔵されている音源で自動的に演奏してくれるもので、分からない譜面があると直ぐにその友人の家に押し掛けたものです。

今回ご紹介するアプリは、なんとiPhoneのカメラで楽譜を読み取り、音符を一つ一つ確認出来る超画期的なアプリ。
今やネットで様々なサンプル曲の譜面を印刷して使う事が出来ますが、「譜面がまだ上手く読めない」という人にはとってもいいかも。

自動演奏モードは付いていませんが、読み取りエラーになった音符をマニュアルで修正出来るといった機能も付いています。

先程の話はもう15年程前の話ですが、楽譜をカメラで撮影してそのまま確認出来るなんて、時代は変わったのもですね。

 

まさかの楽譜スキャンアプリ!音部記号や臨時記号まで読み取ってくれます!

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楽器メーカーのカワイからリリースされている音符スキャンアプリ「楽譜カメラ」。
シンセ+カメラで、こんなに素晴らしいアプリになるとは。

起動すると通常のカメラアプリのように、自動的に撮影モードになります。
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真ん中の明るくなっているラインに五線が表示されますので、そこへスキャンしたい楽譜を合わせシャッターを押します。
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これで、スキャン終了。

黄色く強調されている音符がスキャンが上手くいった音符です。なかなかの精度。臨時記号もきちんとスキャンされていますね。
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読み取った譜面を確認してみましょう。音を確認する方法は2つあります。

一つ目は「Tap」と書かれたボタンを使う方法。
タップすれば赤いバーが左から右へ流れていき、取り込んだ音符の通りに音を鳴らしてくれます。
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もう一つは画面の暗い部分をスライドさせる方法。
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指をスライドさせる速度に合わせて、音符を鳴らしてくれます。
自動演奏モードが無いのが残念なのですが、この方法なら音価だけなら楽譜に書かれている事に近いニュアンスを出せます。

ト音記号などの音部記号や調号なども読み取る事が可能ですが、綺麗に印刷された譜面でないとちょっと精度が良くない。
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そういう場合はマニュアルで設定しましょう。画面の左上に設定メニューがあります。
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音部記号と調号それぞれ設定可能です。楽譜をスキャンした後でも設定出きます。この辺りはデジタルならでは。

それから、実際に演奏する楽器に合わせて移調する機能もあり。
画面一番上の「Transpose」で移調可能です。
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各楽器に対応した移調楽器表は設定メニューの「移調楽器」で確認出来ますよ:-)
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スキャンの精度は100%では無いので、たまに書かれている音程と違う音程で音符をスキャンしてしまう場合があります。そんな時は、音符を単発で拾って修正しちゃいましょう。

修正したい音符を指で直接狙ってタップすると、虫眼鏡で拡大。
黄色い音符が緑色になったら、画面下に表示されるコントロールパネルで修正可能です。
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誤認識した音符を消したりも出来ますね!

他にも周波数レベルでピッチを変更したり、音符を鳴らす時の音色を変更する事も可能です。
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満足いく形で楽譜を取り込む事が出来たら、画面右下のボタンで保存が可能です。
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保存した楽譜はリストで確認出来ます。
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カメラで楽譜をスキャンしてしまおうという発想は今までありませんでした。顔認識や文字認識の技術は凄いスピードで発達していますから、確かに楽譜だってアリですよね。

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ただ、自動演奏モードが無いのが非常に残念。楽譜は音程だけでなく、音価やその他の記号も合わせて成り立つものだと思いますので、このアプリの威力が半減してしまっています。
ぜひとも次回バージョンでは、テンポや拍子を指定しての自動演奏モードを実装して欲しいです。

さらに文字認識などを上手く組み合わせて、内蔵音源やコードバッキングも自動的に選択して演奏してくれたら¥1000でも買ってもいいかも。(ギターと書かれていたらギターの音色で演奏、とか)

カワイさん、如何でしょう?

楽譜カメラ
カテゴリ: ミュージック
現在の価格: ¥300

 

4 Responses to 楽譜カメラ-これは画期的!カメラで楽譜を撮影して音符を認識、そのまま音程をチェック出来るカメラアプリを発見!

  1. 匿名 より:

    素晴らしいアプリです。学生時代から音楽やっていたので、こんな時代が来るなんて夢のようです。

  2. star-yoshi より:

    画期的なアイデア思いついたと思ったら既にあった・・・

  3. たか より:

    紹介されたアプリは実際は誤認識が多く実用にはほど遠い内容です。
    本当に実用を求めるなら、少し高価ですがNotateMeとPhotoScoreの組合せをおすすめします。こちらは認識率90%以上で、ビアノ譜はもちろんオーケストラのスコア譜まで難なく読み込み、再生可能です。
    一段楽譜(バイオリン、フルートなど)対応のみ対応のものがフリー版として公開されているので、試してください。

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