NewImage 新しいように見えて僕たち音楽家のすぐ隣にあった。

そんな感じがする、とても革新的なUIのソフトウェアキーボードアプリ。

初めてこのアプリを見た時は「なんだ、これは?」と戸惑ってしまうのですが、一旦理解してしまえば、音楽を演奏する為にこれほど理にかなった形は無いのではないかと思う程です。

六角形のキーを採用した事により、自由なレイアウトを可能にした革新的なキーボードアプリ

IMG 0430最もポピュラーな楽器としてまず挙ってくるのが「ピアノ」。
音楽を演奏する為、綺麗な旋律を奏でる為に、長い歴史をかけて今の形になった楽器です。

その次にポピュラーなのは「ギター」でしょうか。主に、コードを演奏するのにとても理にかなった形をしています。

その二つのちょうど間をいくようなUIのMusix Pro。
ちょっと驚きです。

 

ある程度音楽的な知識がある人なら、このUIをみれば一発で分かります

IMG 0412六角形が並んだ化学式の表のような見た目のソフトウェアキーボード。このアプリでは「ヘキサゴン」と呼ぶようです。

例えばピアノでしたら、左から右に向って音程が高くなります。
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では、ギターはどうでしょうか。
ヘッドからボディに向って音程が高くなります。弦のテンションが上がってくので当然です。しかし、ギターというのは更に太さの違う弦が張られています。つまり、弾く弦によっても音程が変わります。
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このMusixProは六角形のキーを採用した事により、丁度中間を行くような独特なUIをしています。
上下左右斜めに様々な関係をもった音を配置する事により、今までのどの楽器よりも簡単で複雑な演奏を可能としています。
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但し、ここ数年で生まれた新しい電子楽器の「カオシレーター」や2012年のBestアプリにもなった「Figure」ほど初心者に優しいわけでもありません。

ある程度本格的な知識を用いなければ、このアプリを使いこなすのは難しいでしょう。
しかし、その音楽的な知識を学ぶのにも、これ以上ない程ピッタリのアプリともいえます。

画面いっぱいに広がるヘキサゴン。
左側にメニューがあります。(縦で使う場合はメニューバーは上)
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メニューバーの一番下のシャープやフラット記号のあるボタンから「Mode」を選択し、Majorを選択します。
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緑色がトニック音(幹音)、青がピアノでいうところの白鍵、黒はそのまま黒鍵です。
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トニック音「C」から白鍵を追いかけて行きましょう。因に番号はオクターブを示します。
通常のメジャー音階(スケール)を演奏するには、この順番です。
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トニック音「C」のメジャースケールなワケですから、白鍵を追いかければ調性のとれた”ドレミファソラシド”が聴こえてきます。

では、直ぐ右隣にある「F」から初めてみましょう。同じ動きで演奏してみます。
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綺麗に調性のとれた「ファ(F)ソラシドレミ」が聴こえるはずです。

同じ動きをすれば、どこから初めてもきちんとメジャースケールで聴こえます。
通常、ピアノでメジャースケールを演奏する場合は、まずメジャースケールの音の関係を知るところから初めなけばなりません。しかし、このMusix Proは「同じ動き」でキーを追いかけてゆけば設定したスケールで演奏する事が可能です。

更に、先程の「F」メジャーを演奏したときの事を思い出してみて下さい。
「C」の時と違い黒鍵が混ざってきます。「F」の場合は「B」を半音下げなければ綺麗に調性のとれたメジャースケールには聴こえません。
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ここがビギナーが通常のピアノを演奏する際、また広く楽器を演奏する時の最も理解に苦しむところです。

ではまた設定を変更し、今度は「Minor」スケールです。トニック音は「C」としましょう。

配列が変わりました。
この場合も青いキーのみを演奏してみます。
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今度はマイナースケールで演奏できます。(この場合ナチュラルマイナースケール)

先程と同じく「F」でも演奏してみます。
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分かる人には分かる、しかし分からなかった人にも理解しやすい。
感激です:-)

先程から使っているのは「チャーチモード」と呼ばれるもの。
常にトニック音を「C」にした場合の例です。
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他にもjazzでよく使うオーギュメントやビバップもあります。
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更にその下には、ロックやブルースで使う、マイナーペンタやブルース進行も。
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■レイアウトはカスタマイズ可能

既に音楽的な知識が豊富な方は、カスタマイズして音楽制作に役立てる事が出来ます。

メニューバーの矢印マークをタップ。
これは幹音から隣り合った音がどのように変化するかを設定するメニューです。

下方向に何度開くかを設定出来ます
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角度を変更する場合はメニューバーの真ん中にあるマークをタップします。
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60°傾ける事が可能です。

キーのサイズ変更は更にその下のマークです。
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ここまで大きく出来ます。

また、六角形だけでは無く、スクエアなキー配列も可能です。
こちらは先と同じく通常のメジャースケール。黒鍵と白鍵が規則的に並びます。
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■音色の変更

音色を変更してみます。
Musix Proには8種類の内蔵音源が収録されています。左のメニューバーから”ギター”のマークを選んで下さい。
「Synths」と書いてある項目が内蔵音源です。

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また、他のインストールしているアプリからも音源を取り込む事が可能です。
「External」からMidiを選択して下さい。
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「Destinations」にバックグラウンドで起動しているアプリが表示されています。
今回は「SoundPrism Pro」と「SpaceLab」を起動してみました。
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ピアノを上手く弾く為に練習を積んだ人が「ピアニスト」、ギターを練習した人が「ギタリスト」であるように、このアプリをしっかり理解して演奏する為には、さすがに少し練習が必要です。「Musixer」はちょっとダサいですが(笑)

しかし記事の中でも書きましたが、今までに無いくらい新しいアプローチで音の並びを学んだりそのまま演奏に使えるのはとても画期的なところ。
また、デジタル楽器らしく、他のアプリとの連携によってMidiコントローラーとしても利用出来ますので、のも凄く可能性を感じます。

キーボーディストの方や、従来の楽器に飽きてしまった人、これから音楽理論などと共に楽器を演奏してみようと考えている方にピッタリだと思います。
デジタルミュージシャンやコンポーザーの方も導入を検討してみても良いかもしれません。

 

この App は iPhone、iPad の両方に対応しています。

¥450
カテゴリ: ミュージック
リリース: 2012/12/19
バージョン: 2.0
サイズ : 7.8 MB
言語: 日本語, ブークモール (ノルウェー語), カタロニア語, 中国, チェコ語, デンマーク語, オランダ, 英語, フィンランド語, フランス語, ドイツ語, ヘブライ, ハンガリー語, イタリア語, 韓国語, ポーランド, ポルトガル語, ロシア語, スロバキア語, スペイン語, スウェーデン語
販売元: Shiverware Interactive Software Developments Inc.
© 2012 Shiverware Interactive Software Developments Inc.
4+ 評価

Musix Pro - Epic Isomorphic Harmony Music Instrument - Shiverware


 

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