人々が夢見てきたことをSiriが数ヶ月後に実現する」とTim Cook氏はD10カンファレンスで語ったが、WWDC2012キーノートはそのSiriの「Hello and welcome to WWDC」というメッセージで開幕した。

「今日は皆さんをウォームアップさせてくださいと頼まれました」と告げると、SiriはガレージバンドやDJアプリに突っ込まれながら、「サンフランシスコはシリコンバレーのATMです。資金が必要な方のために396のベンチャーキャピタルを見つけました」、「FacebookはInstagramの友達リクエストを承認したようです」、「新しいサムソンはいいですね。電話ではなくて冷蔵庫のことですよ」といったジョークを披露した。
Siriの後に登場したTim Cook氏は、「WWDCは今回で23回目を迎えました。おそらくここにいらっしゃるほとんどの皆さんよりも年上ですね」とWWDCに関するアナウンスからスピーチを開始した。ちなみに、チケットは1時間43分で完売したそうだ。
まずは、App Storeに関する情報が紹介された。

  • クレジットカード情報とともに登録されているアカウントは4億以上。
  • 公開されているアプリ65万。
  • iPad用にデザインされているアプリが225,000。
  • アプリのダウンロードは300億回を超える。
  • デベロッパーに支払われた額は50億ドル以上。
  • App Storeには今月末、新たに32カ国が追加され、155カ国で利用可能となる。
数字の紹介の後、Tim Cook氏が、「我々が一緒に実現することはこのような数字の何よりもすばらしいものなのです。我々のゴールはいつも素晴らしいものを実現することです。そして、それによってたくさんの人々の生活を違ったものにできるのです。我々の素晴らしいデバイスと皆さんの素晴らしいアプリの組み合わせが人々の生活に変化をもたらした心あたたまるお話があります」というメッセージを伝えると、アプリが障害を持つ人達や子供たちの教育、新しいビジネスに利用されている様子を紹介するビデオが披露された。
ビデオは世界の人々からの「Thank you」というメッセージで締めくくられたが、ビデオが終わるとTim Cook氏がデベロッパーに対して「Thank you」と感謝を伝えた。
WWDCを前に写真やイメージビデオまで公開され、期待が高まった新iPhoneや、iPadミニ、iTVは披露されなかったが、開発者を対象としたカンファレンスにふさわしいメッセージでWWDC 2012は幕を開けた。
iOSやOS Xの新機能については、このあと、少しづつご紹介していきます。

 

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